人も自然もいきいき! 丹沢大山の自然環境の保全と再生を推進する 丹沢大山自然再生委員会
2025 森の学校・夏の教室 参加者募集!

イベント


テーマ/どんな小さな生き物も力いっぱい生きている
実施日時/2025年8月12日(火)〜14日(木)
 申込は7月1日午後6時から受け付けます。
対象/小学4年生〜中学1年生対象 (森の学校参加は中学2年春の教室まで参加可能です。スタッフ見習い等はこの限りではありません。条件は会報に掲載済み)
定員/30名 先着順
 一人でも多くの子が参加できるように、今回から「初参加枠」を設けました
集合/12日 小田急線秦野駅南口 マツモトキヨシ辺り9:00
解散/14日 同場所16:00 予定
宿泊先/国民宿舎 丹沢ホーム(0463-75-3272)
参加費/20,000円(2泊6食・貸切バス、保険料などを含みます)兄弟、姉妹での参加割引があります。ご相談ください。 なお、おやつなども用意します。集合場所までの往復交通費以外、お金の必要はありません。
服装/山を歩く服装と靴
持ち物/お弁当(12日昼食)、飲物(水筒)、雨具、軍手、筆記用具、着替え、洗面用品、タオル、水着(濡れてもいい服装)、その他必要と思うもの
日程/
Day1 講師は石原先生。水生昆虫から丹沢の自然環境を考える。なんでも聞いて森と生き物のつながりを学習。夜はみんなで1分間スピーチ。丹沢のお話。
Day2 渓流沿いの生き物と森の関わりを復習。樹木ごとの性格から渓畔林の役割を学習。夜は暗闇教室(天候で前日と入れ替えあり)。
Day3 葉っぱのスタンプで夏の作品づくり 世界で一つ自分だけのTシャツづくり 思いっきり水遊び
主催/NPO法人 丹沢自然保護協会
協力/公益財団法人神奈川県公園協会、札掛森の家
共催/丹沢大山自然再生委員会
【申込み・問合せ】
NPO法人 丹沢自然保護協会 中村道也 TEL:0463-75-3272 (国民宿舎 丹沢ホーム) Eメール メール
イベントの案内はこちら
県民参加の森林づくり7/19

イベント


☆活動場所から富士山が一望できます。
☆活動後、弘法山公園付近の「名水はだの富士見の湯」の割引券を配布しますのでぜひご利用ください。


日時/2025年7月19日(土) 9:00〜14:00
予備日/7月20日(日)
内容/下刈作業
難易度/★★★(大汗がっつり山作業)
定員/事前申込制60名(先着順)
対象/健康で軽い山歩きのできる方
場所/秦野市曽屋(弘法山公園)
駐車場/自家用車駐車場はありません。
集合/小田急線 秦野駅南口 9:00 専用バスで現地へ移動します。
日程/午前は下刈作業。昼食後バスで秦野駅まで戻り解散(14:00)。
参加費/無料
主催/公益財団法人かながわトラストみどり財団
共催/秦野市
後援/丹沢大山自然再生委員会
指導者/NPO法人かながわ森林インストラクターの会
実施・延期・中止/雨天・現場不良等で延期・中止をいたします。(予備日がある場合延期、予備日がない場合及び予備日も不良の場合中止)
実施の有無については、当財団HP内の各ボランティア活動日のページにアクセスいただく、もしくは前日の午後6時以降に録音テープにてご案内いたしますので「045-412-2255」にご確認ください。
当財団公式X(旧ツイッター)でも、開催状況をお知らせしておりますのでご確認ください。
服装/・長袖シャツ、長ズボン(動きやすく体温調節しやすい服装)・靴はトレッキングシューズや安全靴が最適。履き慣れた運動靴でも可
持ち物/・皮手袋や滑り止め付き軍手、手ぬぐいやタオル2枚・雨合羽、弁当、飲み物(夏季は最低 1リットル準備)、敷物、常備薬
傷害保険/参加者全員、財団で加入。(ただし、持病は対象外)
作業道具/ヘルメット、鋸、鎌、唐鍬等を財団で用意、機械は使用しません。作業道具の持ち込みはご遠慮ください。
欠席連絡/申込みを取り消す場合は、事前にご連絡ください。
当日の急な体調不良等による欠席の場合、そのままお休みください。集合時間までに来られない方は欠席とします(遅れないようにお集まりください)。
おねがい/体調不良の場合は無理せず休みましょう。
活動中の体調不良の場合は指導者・スタッフに申し出てください。
活動中は指導者・スタッフの指示に従ってください。
活動の支障となりえる持病等のある方は事前にお申し出ください。
安全確保のため、身体的に不安のある方は事前にお申し出ください。
活動場所によってヤマビルが出ますので、塩や虫よけスプレーなどをご準備ください。

【申込み・問合せ】
「お申し込みはこちら(*注)」からのイベント申込フォームに入力か電話または、@〜Eを記入のうえ、メール/FAX/はがきにてお申込みください。
@参加希望日とイベント名
A代表者氏名(フリガナ)・住所・電話番号 
B森林づくり登録(ボランティア)番号をお持ちの方は登録番号
C会員の方は会員番号
Dメール申込みの方はメールアドレス
E同伴者氏名(フリガナ)
公益財団法人かながわトラストみどり財団 みどり森林課
〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20
TEL045-412-2255 FAX045-412-2300   Eメール メール
イベント詳細はこちら
(※注)参加受付中の時、「イベント申込フォーム」表示されます。
※受付は先着順です。定員を超え、ご参加をお断りする場合のみご連絡しております。特に連絡がない場合はそのままご参加ください。
秦野VC・西丹沢VC連続地学教室 「丹沢の岩石図鑑づくり 〜EAST編〜」

イベント


河原の石から探る、丹沢誕生の歴史。
西丹沢ビジターセンター周辺の河原で岩石観察、河原の石から丹沢の成り立ちを学びます。
その後は実物岩石図鑑づくり。

実施日時/2025年7月20日(日)
時間/9:30〜14:00
講師/須藤 清(神奈川地学会)
定員/20名 申込み多数の場合は抽選 小中学生は保護者同伴
対象/小学生以上(内容は小学校3・4年生以上向け)
参加費/1,000円(保険代、資料代込み)
主催/公益財団法人神奈川県公園協会
共催/神奈川県立西丹沢ビジターセンター
後援/丹沢大山自然再生委員会
【申込み】
申込メールフォームまたは往復はがきにて。7月9日(水)必着
 往復はがき:行事名、参加者全員の氏名、年代、代表者の電話番号を記入して郵送ください。 ※一度にお申込みできる人数は4名まで
アクセス/小田急線「渋沢駅」から神奈中バス「大倉」行き 約15分 終点下車すぐ
秦野市堀山下1513 県立秦野戸川公園内  TEL:0463-87-9300
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企画展関連「やまびる伝道師 ひるちゃんと探る、思わず恋する?!ヤマビルのひみつ」
やまびる伝道師ひるちゃんと一緒に、ヤマビルやヒルの仲間について楽しく学ぼう!室内で学んだあとは、野外でヒル採集&観察!君も思わずヤマビルに恋をする?!
開催日/2025年7月26日(土)
時間/9:00〜12:00
会場/秦野戸川公園パークセンター2階 多目的ルーム
申込/電話または申込みフォームにて 先着順
主催/公益財団法人 神奈川県公園協会
共催/神奈川県立秦野ビジターセンター
後援/丹沢大山自然再生委員会
アクセス/小田急線「渋沢駅」から神奈中バス「大倉」行き 約15分 終点下車すぐ
秦野市堀山下1513 県立秦野戸川公園内  TEL:0463-87-9300
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申込メールフォーム
イベント
企画展「ヤマビルってこわい?ほんとうは…」意外と知らないヤマビルのひみつ
ヤマビルの生態から対策、吸血された場合の処置まで分かりやすく解説。正しい知識を身につければヤマビルのイメージが変わるかも。さあ、ヤマビルのほんとうの姿に迫ろう!
期間/2025年6月7日(土)〜9月7日(日)
時間/9:00〜16:30 ※入館無料。期間中の休館日なし。開館中はいつでもご覧になれます。
主催/公益財団法人 神奈川県公園協会
共催/神奈川県立秦野ビジターセンター
後援/丹沢大山自然再生委員会
会場/神奈川県立秦野ビジターセンター(秦野戸川公園パークセンター1階)
秦野市堀山下1513  TEL:0463-87-9300
アクセス/小田急線「渋沢駅」から神奈中バス「大倉」行き 約15分 終点下車すぐ
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イベント
5月9日<陣馬・相模湖方面>和田バス停-陣馬山
確認日/令和7年5月9日(金)
コース/<陣馬・相模湖方面>和田バス停-陣馬山
天気/曇り
気温/18度(12時頃、陣馬山)

和田からの登り口は二つあります。この日は、和田バス停から1キロメートル程先の登山口から登りました。入口が少しわかりにくいので注意が必要です。(写真1)(写真2)

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写真1 和田バス停より北東へ1キロメートル程
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写真2 少し見上げたところにある指導標識

登山道の右手にはヒノキ林、左手には広葉樹林が続いていました。根が土壌流出を食い止め、複線化を防いでくれています。(写真3)(写真4)

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写真3 ヒノキ林
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写真4 階段状の根の両脇に続く広葉樹林とヒノキ林

過去に複線化が進んだものの、丸太階段補修・ロープ柵の設置により植生が回復した場所もありました。自然公園指導員のボランティアと行ってきた協働補修活動の成果です。(写真5)(写真6)

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写真5 両側にあるロープ柵
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写真6 登山道を歩くことが植生を保護します

五月晴れの陣馬山頂とはなりませんでしたが、途中小さな発見はありました。 (写真7)(写真8)尾根では空全体が雨雲に覆われたのに、大平に戻ると晴天です。かじかんでいた指も元に戻りました。出発時の天気だけで判断せず変化に対応できる装備で登山を楽しみたいものです。(写真8)(写真9)

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写真7 葉が開く前のギボウシの仲間
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写真8 蜜をすうハナバチの仲間

時々登山道に紫の花が落ちています。見上げてもフジはありません。探すと、ずいぶん遠くに咲いているのが見えました。風に飛ばされてくるのかもしれません。(写真9)(写真10)

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写真9 フジの花
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写真10 遠くに見つけたフジ

【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局

4月15日<北丹沢方面>大平-黍殻山-平丸分岐
確認日/令和7年4月15日(火)
コース/<表丹沢方面>三ノ塔-牛首
天気/曇りのち晴れ
気温/8度(12時頃、大平分岐にて)

大平の登り口に丸太が積まれていました。間伐と伐採作業が行われているようです。断面にはチョークで直径が記されていました。目にとまった最大のものは52 センチメートルありました。間伐作業のおかげでスギ林を抜ける登山道は明るい印象でした。 (写真1)(写真2)

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写真1 積まれた丸太
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写真2 断面の数字は丸太の直径

林業用の作業道が登山道と交差しています。重機が移動したため、登山道の接続がわかりにくくなっていました。きちんと注意表示されていますが、道迷いに要注意です。(写真3)(写真4)

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写真3 作業道と登山道がそれぞれ表示されている
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写真4 交差部分は登山道が連続していない

登山道脇のカラマツに芽吹きの気配はまだ感じられませんでした。気温は摂氏7℃ほどで風が強く手袋の中でも指がかじかみます。それでも途中のマメザクラは見ごろで、着実に春は訪れています。暖かな日差しの中、新緑のカラマツ林を目にしたいものだと思いました。(写真5)(写真6)

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写真5
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写真6 マメザクラ標高1000〜1100メートル 見ごろ

落ちていた枯れ木の幹に開いた穴はキツツキの仲間によるものでしょうか。穴は直径5センチメートルほどのものが二つ、中でつながっていました。(写真7)

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写真7 同じくらいの大きさの穴が2つ開いていた

尾根では空全体が雨雲に覆われたのに、大平に戻ると晴天です。かじかんでいた指も元に戻りました。出発時の天気だけで判断せず変化に対応できる装備で登山を楽しみたいものです。(写真8)(写真9)

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写真8 屋根での空
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写真9 太平での空

【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局

4月4日<表丹沢方面>三ノ塔-牛首
確認日/令和7年4月4日(金)
コース/<表丹沢方面>三ノ塔-牛首
天気/晴れ
気温/7℃(12時頃、三ノ塔)

途中の道でシカに遭遇しました。久しぶりの晴れ模様で、交通量の少ない道路上のんびりしていたのかもしれません。逃げるときに見せた跳躍力に驚かされました。(写真1)(写真2)
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写真1 道路中央に立つシカ
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写真2 道路から石垣上に跳躍

三ノ塔に至る尾根道から塔ノ岳方面を見渡しました。手前に烏尾山が見えていますが、背後の峰々の上には白い雲が広がっています。それでも顔を覗かせる青空に期待して進みました。(写真3)(写真4)

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写真3 手前鳥尾山、背後新大日塔ノ岳方面
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写真4 キブシの花とわずかに見える青空

三ノ塔尾根中腹に辿り着いた頃、ぽつぽつと雨になり、やがて白い粒が落ちてきました。雹(ひょう)です。あっという間に辺りが白くなっていきます。急いで雨具を出しました。(写真5)(写真6)

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写真5 降りはじめの雹
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写真6 数分の間に白くなる登山道

天候変化が、自然公園指導員による補修隊作業の役立っていることを見せてくれました。石と土のうの組み合わせが、水は溜めず土壌流失を防いでいます。掘削したばかりの水切りも水を谷側に流してくれていました。(写真7)(写真8)

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写真7 医師は流水の勢いを分散し土を留めている
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写真8 流水を谷川に落とす水切り

牛首に着く頃には雨も止んでいました。鮮やかな紫色だったタチツボスミレが色褪せたように見えました。冷たい雨に当たったためかもしれません。登山では急速に天候の変わることがあります。事前の情報とともに、柔軟に対応できる装備が大切です。(写真9)

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写真9

【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局