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活動報告 平成24年度

 大倉尾根ミヤマクマザサ植栽
開催日/平成25年3月28日(木)
場所/大倉尾根
  大倉尾根ミヤマクマザサ植栽活動報告
昨年3月雪が残るヤビツ峠から台ノ岳の間で採取したミヤマクマザサの地下茎をNEXCO緑化センターで一年間育成した地域性苗の植栽を3月28日(木)に行いました。
大倉尾根の見晴上部にある木道の脇(会水切りNO.14-1下)は歩き難い木道を避けて歩く登山者が多く、斜面が裸地化になっています。踏込を防ぐ目的で枯れ木や枯れ枝を置いても数日で取り払われることが絶えずあり、ロープによる侵入防止の効果も同様に期待できないことは過去いろいろな個所で経験しています。裸地化した斜面に苗木の植栽を行うことで緑化回復を図り、登山者が木道を避けて登山道以外の斜面に入り込みを防ぐ意図でこの活動を始めました。
当日8時大倉バス停にNEXCO中日本から3名、滋賀にある緑化センターから2名が車に苗の入った段ボール10箱を搬送。保全センターから1名、みろく山の会自然保護部員が7名合計13名が集まりました。
大倉尾根ミヤマクマザサ植栽活動報告
背負子に段ボール取り付け
大倉尾根ミヤマクマザサ植栽活動報告
木道脇の裸地化した斜面に踏み跡
背負子に段ボール取り付け木道脇の裸地化した斜面に踏み跡 苗が6〜7ポット入った段ボールの重量は10kg弱、一人で2箱を背負子で運ぶ部員もいて70ポットを現場まで荷揚げ。
倉庫@にある道具類・やし繊維ネットの運搬と植栽後に使う水を高原の家まで汲みに行くメンバーに分かれて作業開始。木道脇の固くなった斜面を耕し、左側斜面には長さ14m幅2mのヤシネットを敷いてから苗を1m間隔で60ポットを、右側斜面には長さネットなしで5m幅1mに10ポットをそれぞれ植え付けました。
大倉尾根ミヤマクマザサ植栽活動報告
苗の植え付け 

耕作中
苗の植え付け耕作中
苗の植え付け後水やりを十分に行い、左側の木道沿いに鉄輪杭とロープで侵入防止の標識を付けて作業を終了しました。
右側に植栽地はネット及びロープは取り付けず、左右の育成状況を巡視時に観察して比較することにしています。
大倉尾根ミヤマクマザサ植栽活動報告
植栽後
大倉尾根ミヤマクマザサ植栽活動報告
【情報提供】NPO法人みろく山の会 自然保護部 鈴木茂様

 山の自然セミナー
平成25年2月16〜17日(日)
場所/神奈川県立山岳スポーツセンター・鍋割尾根〜表丹沢県民の森
主催/神奈川県山岳連盟
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
森林づくりボランティア活動

 高校登山部による登山道整備体験学習
開催日/平成25年1月27日(日)
場所/大倉尾根
〜高校生が取り組む!〜「丹沢やまみち再生体験」
 4回目の高校生再生体験を大倉尾根一本松ベンチ上部で参加高5校、登山部高校生22名・先生9名の計31名でヌカルミ対策の登山道整備活動に取り組みました。
14日の大雪による影響が心配されましたが活動場所は雪も少なく、天候にも恵まれて予定した再生体験活動が出来ました。
高校登山部による登山道整備体験学習
ヌカルミ対策処理前
高校登山部による登山道整備体験学習
ヌカルミ対策処理後
 昨年11月に保全センターによりヘリコプターで一本松上部から500m下がった所に岩礫500kgが荷揚げされ、当日の朝10kg程度の袋詰め小分けしました。前回、パワフルな高校生の岩礫荷揚げを見て、今回は高齢者による事前の荷揚げは取り止め。昨年よりも少ない人数で岩礫を入れた土嚢袋をそれぞれの方法で持ち、また用意した背負子で一本松のベンチまで運び、平坦な登山道は一輪車を利用して予定した通りの量が敷設場所まで届けられました。
高校登山部による登山道整備体験学習
重い岩礫の運搬
高校登山部による登山道整備体験学習
重いのは先生だけ?
 岩礫敷設場所では初めて使うカケヤに戸惑いを見せていた高校生も、木杭を一本打ち込むごとに上手くなる適応力に年長者たちは感心して見守りました。岩礫敷設作業も含め15mのヌカルミ対策の整備活動は1時間で終了。
高校登山部による登山道整備体験学習
初めてのカケヤ打ち
高校登山部による登山道整備体験学習
岩礫の敷設
 作業後、高校生から『ありがとうございました』の言葉をかけられ、来年も高校生と高齢者が共同で丹沢の登山道整備活動が出来るよう準備を進めます。
高校登山部による登山道整備体験学習
活動終了後の記念撮影

【情報提供】NPO法人みろく山の会 自然保護部 鈴木茂様


 森の学校[冬の教室]
平成24年12月28日〜29日
場所/丹沢山札掛
主催/丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告は丹沢ホームHP「2012冬の教室 活動報告」をご覧下さい。
森の学校

 みろく山の会 第31回清掃・登山道整備活動
開催日/平成24年12月8日(土)
場所/大倉尾根、表尾根、鍋割山他
今年は3月に30周年記念事業の第30回清掃・登山道整備活動を実施しました。この数年、雪の影響でゴミの収集及び登山道整備に支障が生じることもあって4月以降の開催を目指し、2回目の開催となりました。12月8日(土)快晴の青空で少し風が強いなか第31回清掃・登山道整備活動が217名(内自然保護部員17名一般参加3名)の参加者と関係の方々のご協力とご支援により実施されました。
高齢者の方々が参加して活動できる大倉付近で清掃を3コース、大倉尾根と表尾根に林道を組み合わせた2コースと鍋割山頂コースを加えた6コースに171名が参加し、収集したゴミを可燃物と不燃別に分別し、パークセンター裏のバス駐車場で計測した結果379.4kgで、処分を秦野市に依頼しました。
今回、初めての試みとして清掃5コースにリヤカーを投入しました。林道周辺には不法投棄による大型ゴミが毎年目に付きます。急な斜面付近にあるゴミの回収は危険が伴いますので当会の清掃活動では写真を撮り、回収を秦野市に依頼するまでとしています。
清掃登山道整備活動報告
リヤカーを先頭に笑顔で集積所へ
林道で危険の伴わない場所にも大型ゴミを見受けますが持って帰ることが出来ず、その運搬に自然環境にとても最適なリヤカーの使用を決め、秦野市から秦野戸川パークセンターへ貸し出しの依頼をしていただき、パークセンターのご厚意により借用できました。リヤカーを担当した会員の評判も良く、次回もその運用を効率よく実施したいと考えています。
登山道のゴミは一時期に比べ登山者のマナー低下が見られるようになってタバコやティッシュなどが少しずつ増えてきています。また登山道以外への踏込みも多く目に付くようになりました。この清掃・登山道整備活動を通して多くの登山者にマナー向上を呼び掛けと共に丹沢大山の自然再生活動をアッピールしていきましょう。林道周辺の傾斜地には、一般の生活ゴミや産業廃棄物の不法投棄が相変わらず目に付きます。
毎年同じコースで清掃活動を実施しているにもかかわらず林道周辺は毎年同じ量のゴミが集まります。林道周辺の清掃活動は県民の貴重な水源を守る上で今後も継続していきます。
清掃活動に登山道整備が加わって8回になり、大倉尾根の水切り設置数は登山道整備及び毎月に巡視活動により40ヶ所になりました。登山道整備は3コースに46名が参加し、1コースは鍋割山へ登山コースの入り口に大倉尾根以外で初めて水切りの設置を、2コースは大倉尾根の石畳終了付近から雑事場まで段差解消と土留めを、3コースは堀山下で昨年に続きヌカルミ対策をそれぞれ実施しました。
午後3時から秦野戸川公園パークセンター前の広場で報告集会が行われ、坪井理事長に続き県自然保護環境保全センター萩原課長からそれぞれ挨拶をいただきました。秦野市商工観光課長が公務で欠席となり急遽秦野ビジターセンター長縄館長に挨拶をお願いして温かい謝辞をいただきました。 式の最後は各コースのCL及びSLに感謝の拍手と自然保護部手製の丹沢ストラップを贈呈後、長縄館長にシャッターを押していただき参加者全員の記念写真撮影で終了しました。
清掃活動は当会創立以来継続している大きな会の行事です。より多くの会員の皆様が参加されるようなコース設定を更に進めていきます。登山道整備も水切り、段差解消、土留め、階段工補修などより工法を標準化して作業が混乱しないように改善を図っていきます。
自然保護部では清掃・登山道整備活動以外にヤビツとヤドリキの森つくりや大倉尾根の毎月巡視及び補修活動に加え植生回復活動など多彩な活動を実施しています。
丹沢の自然を守り次世代に緑を多く残すことを目指す活動にご理解とご協力をお願いいたします。

【情報提供】みろく山の会 自然保護部 鈴木様

 森林整備体験活動(緑のコリドー計画)
写真日時/平成24年12月1日(土)
場所/境沢林道終点
参加者/15名
主催/丹沢自然保護協会
共催/丹沢の緑を育む集い・丹沢大山自然再生委員会

今回の活動は神奈川県が進めている渓畔林整備事業に合わせて、境沢林道終点の、河岸に植えられている杉や檜を間伐しました。
神奈川県自然環境保全センターや、かながわトラストみどり財団からも参加者があり、保全センター萩原課長の挨拶の後、参加者は3班に分かれ、作業しました。
写真奥が間伐前の様子、手前が間伐後の様子になります。間伐は、少しずつ環境の変化を見ながら長期的に進めていきます。
間伐後の植生の変化は、森の学校の活動として、モニタリングしていく計画です。

【情報提供】丹沢自然保護協会 山形輝夫様

 森林づくりボランティア活動
平成24年11月25日(日)
場所/煤ヶ谷
主催/神奈川県山岳連盟
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
森林づくりボランティア活動

 神の川流域広河原下草刈りと植林活動
日時/平成24年11月25日
場所/津久井町青根神の川ヒュッテ
主催/北丹沢山岳センター・神の川ヒュッテ友の会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。

 第3回神の川ウォーク
雨と霧にたたられウォークをとりやめ、神の川流域の動植物の話を聞く
日時/平成24年11月23日
場所/神の川ヒュッテ
主催/北丹沢山岳センター
上記活動報告はこちらをご覧下さい。

 自然教室「相模の古代の宝石・セラドン石を探しに行こう!」
写真講師:門田真人氏(神奈川県生命の星地球博物館外来研究員)
日時/平成24年11月10日(土)
場所/宮ヶ瀬ビジターセンター周辺
主催/(公財)神奈川県公園協会 宮ヶ瀬ビジターセンター

 丹沢大山ボラネット交流会
日時/平成24年11月10日(土)
場所/自然環境保全センター 自然観察園
主催/丹沢大山ボランティアネットワーク
協力/神奈川県自然環境保全センター
共催/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
丹沢大山ボラネット交流会

 自然観察会「丹沢ブロックが約500万年前に関東山地に衝突した」
自然観察会日時/平成24年11月7日(水)
場所/宮ヶ瀬周辺
主催/公益財団法人かながわトラストみどり財団
活動報告はこちらをご覧ください。

 緑の再生事業[植樹]2012秋
 平成24年10月27日(土)大山山頂北尾根北西斜面にて行われた植樹活動に参加しました。
平成10年にNPO法人丹沢自然保護協会が始めたこの活動は、今回で26回目を迎え、会員を中心とするスタッフの方々の事前準備、指導のもとに行われました。
この日は天候にも恵まれ、ヤビツ峠にはベテランの方から初参加の方まで100名もの参加者が集合。
緑の再生事業植樹
広場に集合。100名も。
緑の再生事業植樹
たくさんの苗木がお待ちかね
 バス停を少し上がった広場で中村理事長から、今回の植樹活動に関する説明を受けた後、各自で選んだブナ・ヤマザクラ・ケヤマハンノキ・ヤマボウシ等の苗木を背負って出発。山頂までの道程では、班長さんから植物の説明や、増えすぎたシカ、ブナの立ち枯れ、登山道の過剰利用など丹沢の抱えている問題について分かりやすく説明して頂き、参加者はメモを取ったり、積極的に質問するなどして理解を深めていました。
緑の再生事業植樹
班長さんの説明に聞き入る
緑の再生事業植樹
班長さんの説明に聞き入る
 植樹場所は、崩壊を食い止めるための丸太筋工等の治山工事が完了しており、植生保護柵も設置されています。急斜面に苦労しながらも苗木を植えました。コツは、出来るだけ深く穴を掘ることと、植えた後に、周りの土を力一杯踏みつけること。参加者は皆、一生懸命で楽しそうでした。
今回は活動場所を大山に移して3回目の植樹活動となりましたが、和気あいあいとした雰囲気で、楽しく、充実した時間を過ごせたと思います。
次回は来年度5月頃を予定しています。多くの方のご参加を心よりお待ちしています!
緑の再生事業植樹
深〜く穴を掘って…
緑の再生事業植樹
力いっぱい踏みつける!
主催/丹沢自然保護協会、丹沢の緑を育む集い、丹沢大山自然再生委員会
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 山根
こちらの植樹報告もご覧ください

 安全登山教室「山でのトラブル対処法」
日時/平成24年10月14日(日)
場所/西丹沢自然教室と周辺の登山道
主催/(公財)神奈川県公園協会・丹沢湖ビジターセンター
安全登山教室

 北丹沢フォーラム(青根地域活動報告会)
平成24年10月21日(日)
場所/相模原市緑区青根
主催/北丹沢フォーラム青根地域実行委員会
後援/北丹沢山岳センターほか
上記活動報告(式次第)はこちらをご覧下さい。
上記活動報告(成果報告)はこちらをご覧下さい。
北丹沢フォーラム

 第3回環境登山その2
平成24年10月14日(日)
場所/丹沢二ノ塔
主催/神奈川県山岳連盟
支援/丹沢の緑を育む集い実行委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
環境登山

 甲州裏街道を歩く
平成24年10月14日(日)
場所/陣馬山和田峠
主催/甲州裏街道を歩く実行委員会・北丹沢山岳センターほか
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
甲州裏街道

 「小渕ふれあいの森 桜コース」整備事業
平成24年10月7日(日)活動報告
平成24年12月8日(土)活動報告
場所/藤野神社西側(岩戸山・鷹取山)ハイキングコース
主催/藤野山岳協会・藤野観光協会・北丹沢山岳センター
整備事業

 ワールドフェスタヨコハマ2012に参加しました!
ワールドフェスタ平成24年10月6日(土)、7日(日)、横浜の山下公園で恒例の大イベント、ウエインズグループ特別協賛「ワールドフェスタヨコハマ2012」が開催されました。今年も再生委員会メンバーであるウエインズグループさんのご協力のもと、子どもたちで賑わう縁日コーナーのお隣で、こちらもファミリーや若年、熟年カップルも足を止める魅力的な?!ブースを展開しました。

展示コーナーは、昨年に引き続き、丹沢での活動を紹介するパネルや丹沢の動植物写真のピンナップ、山ウエアを着せたマネキンと山道具(今年は当日になって石井スポーツさんから展示品をお借りすることができました)、はく製はツキノワグマが仲間入り。そして神奈川県山岳連盟さんやかながわパークレンジャーさんによるロープワーク体験も設けられました。
ワールドフェスタ工作コーナーは、今年は不作といわれる木の実が、自然環境保全センタースタッフの協力でかき集められ、委員長らの作り貯めた色とりどりの押し花や押し葉も提供いただき、また、みろく山の会さんの協力で、かわいい葉っぱマークの焼印ストラップ作りも加わって、とても賑やかに。
「この実、何の実だろう?」「丹沢ってどの辺りだっけ?」と初歩的な質問から専門的な質問にも、かながわ森林インストラクターの会神奈川県公園協会丹沢自然保護協会の方たちが親切に答えてくれます。こうしてたくさんのスタッフのサポートに支えられ、今年も来場者の絶えないブースとなりました。

再生委員会が、このワールドフェスタに出展するようになって5年目。毎年、この横浜に訪れる人の中でどれ位の人たちが丹沢を知っているのだろう、丹沢の森が県民の水の源だということを知っているのだろうかと思いながら参加してきました。工作コーナーにはリピーターもいます。子どもから大人まで「楽しい!」と言って熱中し、おみやげを持ち帰ります。このおみやげに、毎年少しずつ丹沢再生の思いを込めて、その種まきができたら、普及啓発の一端になっていくのではと思います。
2日間の立ちっぱなしの接客に疲れた顔も見せず、いつも笑顔でいてくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。ご協力いただいた多くの方々に感謝いたします。

協力/神奈川県公園協会・みろく山の会・神奈川県山岳連盟・かながわ森林インストラクターの会・丹沢自然保護協会・かながわパークレンジャー・自然環境保全センター

【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 白鳥

 親子自然教室「渓谷てくてく生きもの観察会」
日時/平成24年9月22日(土)
場所/丹沢湖周辺
主催/(公財)神奈川県公園協会・丹沢湖ビジターセンター
生きもの観察会

 ウラジロモミのネット巻き
日時/平成24年9月15日
場所/丹沢大山山域
主催/丹沢大山ボランティアネットワーク・丹沢の緑を育む集い
共催/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
モミのネット巻き

 森の学校[夏の教室]
平成24年8月13日(月)〜16日(木)
場所/丹沢山札掛
主催/丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
森の学校

 地学教室「丹沢の生いたち さぐり隊」
日時/平成24年8月11日(土)
場所/丹沢湖周辺
主催/(公財)神奈川県公園協会・丹沢湖ビジターセンター
地学教室

 神の川周辺登山道清掃・点検活動
日時/平成24年8月4日(土)・5日(日)
場所/津久井町青根神の川林道
主催/北丹沢山岳センター・神の川ヒュッテ・神の川ヒュッテ友の会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
神の川周辺登山道清掃

 公開講演会「丹沢の野生動物と自然再生」
公開講演会「丹沢の野生動物と自然再生」日時/平成24年8月4日(土)15:00〜17:00
場所/横浜ビジネスパーク・ウエストタワー7F
参加者数/107名(募集80名)
主催/丹沢大山自然再生委員会
公開講演会「丹沢の野生動物と自然再生」
・木平委員長あいさつ
・「シカの増える森・クマの棲めない森」羽澄俊裕(株式会社野生動物保護管理事務所代表)講演
・「野生動物の被害と自然再生」羽山伸一(日本獣医生命科学大学教授)講演
・「野生動物との共存に向けて」羽太博樹(神奈川県自然環境保全センター野生生物課長)講演
・質疑応答

首都圏に隣接しながら、自然林と大型野生動物と深い渓谷に恵まれて多様な自然が多く残っている「丹沢」は深刻な自然破壊に直面している。その現状と今後の方向性、目指していくものは。それぞれの分野のそれぞれの立場から丹沢の自然再生の必要性を話していただいた。

・シカとクマという日本の代表的な大型野生動物を将来にわたって共に生き残らせることが私たちに課せられた生物多様性保全という使命。
・他にも丹沢の森に暮らす多様な野生動物がおり、特にサルは自然の豊かさの象徴であるにもかかわらず加害動物となってしまった。アライグマなどの外来動物の生態系からの排除も課題。
・5年前から県が取り組んできた自然再生事業は、一部の地域では効果が得られたものの、全体的にはシカ高密度化による植生衰退が継続しているという現状。
公開講演会「丹沢の野生動物と自然再生」 いずれも丹沢では、野生動物を(外来種を除いては)排除するのではなく、共存の道を選び自然再生の取り組みを進めてきた。これからも現状分析を踏まえて、新たな手法も取り入れ、共存に向けた目に見える自然再生の成果を目指す。私たちは、子どもたちの未来へと引き継ぐ豊かな自然を取り戻すことを願い、自然とのかかわり方、生き方さえも考えるべき、考え直すべき時がきていると感じる。
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局

 夏休み親子自然探検隊
日時/平成24年7月29日(日)
場所/山北町皆瀬川
主催/丹沢大山ボランティアネットワーク・丹沢の緑を育む集い
共催/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
夏休み親子自然探検隊

 星空観察・テント泊&親子シャワークライミング
日時/平成24年7月28日(土)〜29日(日)
場所/神奈川県山岳スポーツセンター・葛葉川本谷
主催/神奈川県山岳連盟
共催/神奈川県立山岳スポーツセンター
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
親子シャワークライミング

 藤野クライミング体験教室
日時/平成24年7月15日(日)
場所/相模原市緑区名倉総合グランド(藤野サマーフェスティバル)
主催/神奈川県山岳連盟・藤野山岳協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
親子でチャレンジ・クライミング

 森林づくり体験講座

 木平委員長講演「ここまで出来る市民と行政による森林づくり」
 長野で行われた林業技士研修会で、再生委員会木平委員長(財団法人日本森林林業振興会会長・東京農工大学名誉教授)による講演が下記の内容で行われました。

「ここまで出来る」市民と行政による森林づくり 〜かながわ水源環境税の成績表〜
今、森づくりに市民と行政の協力が欠かせない。その代表的な例として「かながわ水源環境税」を紹介する。事業が始まって5年間がたち、森の再生のきざしが見えてきた。どのような努力と失敗とが繰り返されたかを成績表としてまとめてみる。

日時/平成24年6月19日(火)14:00〜
場所/メルパルクNAGANO
主催/日本林業技士会長野県支部・長野国有林森林整備協会・一般社団法人長野県林業コンサルタント協会
後援/日本林業技士会・長野県林業団体協議会
木平委員長講演
木平委員長講演
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局

 国道20号線吉野花だまりクリーン活動
平成24年6月17日(日)活動報告
平成24年12月9日(日)活動報告
場所/吉野花だまり周辺国道20号線
主催/北丹沢山岳センター・藤野町山岳協会・藤野山岳会
後援/丹沢大山自然再生委員会

 「地球環境イベント・アジェンダの日2012」に再生委員会が初出展
地球環境イベント・アジェンダの日2012 平成24年6月2日(土)・3日(日)の二日間、横浜日本大通り〜象の鼻パークで、かながわ地球環境保全推進会議主催の「地球環境イベント・アジェンダの日2012」が開催され、丹沢大山自然再生委員会は丹沢の自然やその再生活動の紹介をしようと、初出展しました。当日はテレビ神奈川等主催の「2012収穫祭」も同時開催され、心配された天気の崩れもなく汗ばむほどの日差しの下、たくさんの人でにぎわいました。
地球環境イベント・アジェンダの日2012
 環境保全等に関係する団体のテントブースが隣接する中、再生委員会ブースは得意の自然物工作が人目を引き、親子連れから熟年夫婦、若いお友達グループまで、木の実を使ったコースターや押し花カード作りを楽しんでいただき、同時に丹沢のPRもできました。
地球環境イベントというだけあって環境に意識の高い人や専門分野の人の来場が多いのかと思っておりましたが、再生委員会のブースに難しい質問をされる方は来ませんでした。祭り見物ついでに足を運んで来られた方達に、丹沢はどのように見えたでしょうか。横浜の住人にとっても丹沢は水の源だということが、わかっていただけたでしょうか。
ここ数年のワールドフェスタ出展(毎年10月山下公園で開催)で鍛えた展示物の工夫は、丹沢を知らない人へもまず興味を持ってもらうこと、自然に親しむ小さな一歩がテーマです。今後は引き続きこのテーマと、興味を持っていただいた人へのさらなる一歩も必要になってくるのではと感じています。
地球環境イベント・アジェンダの日2012 今年度事業が4月から始まっての6月初旬のこのイベントは、準備期間が短く若干の不安も抱えておりましたが、各団体から情報提供等のご協力もいただき、おかげさまでイベント情報記載チラシの配布も増刷するほどの好評を得、初日より委員長自らの接客というさらに頼もしい力添えにより、不安は吹き飛び、来場者の工作対応に追われ、うれしい悲鳴をあげました。協力の数々に感謝いたします。これからも丹沢を知って、来て、見て、参加してもらえる再生活動を目指していきたいと思います。
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 白鳥

 丹沢大山 水質調査・登山道利用実態調査
日時/平成24年5〜6月
場所/丹沢大山山域
主催/丹沢大山ボランティアネットワーク・丹沢の緑を育む集い
共催/丹沢大山自然再生委員会
水質調査:丹沢自然学校報告
登山道利用実態調査:みろく山の会報告
上記活動報告(丹沢ボラネット瓦版)
5/6活動報告はこちらをご覧下さい。

 緑の再生事業[植樹]2012春
 平成24年5月26日(土)大山山頂北尾根北西斜面にて行われた植樹活動に参加しました。
平成10年にNPO法人丹沢自然保護協会が始めたこの活動は、今回で25回目を迎え、植樹場所が大山山頂北尾根斜面に移り、丹沢自然保護協会会員を主体とするスタッフの方々の事前準備、指導のもとに行なわれました。この日は天候にも恵まれ、ヤビツ峠には年配の方から若い世代の方までやる気満々の参加者が100名ほども集合。
バス停を少し上がった広場で中村理事長から、今回の植樹活動に関する説明を受けた後、各自苗木を背負って、班に分かれて出発。班長さんは歩くスピードに気を遣い、適時休憩をとってくれるので、山歩きに慣れていない方でも問題なくついて行くことができました。
緑の再生事業植樹
中村理事長から植樹のお話し
緑の再生事業植樹
苗を背負って出発
 植樹場所は、崩壊を食い止めるための丸太筋工等の治山工事が完了しており、植生保護柵も設置されています。急斜面に苦労しながらも、クワでできるだけ深く穴を掘って、誰もが一生懸命に苗木を植えました。今回は大山での最初の植樹となりましたが、常連の方も初参加の方も和気あいあいとした雰囲気で、楽しく植樹活動を体験できたことと思います。
この活動は秋にも実施される予定です。今まで自然再生活動に参加したことがないという方も、丹沢を楽しみながら、有意義な一日を一緒に過ごしてみませんか? お待ちしています!
緑の再生事業植樹
整えられた斜面で、いざ植樹
緑の再生事業植樹
お母さんと一緒に、よいしょ!
緑の再生事業植樹
急斜面の植栽地
緑の再生事業植樹
大きく、元気に、育ちますように
主催/丹沢自然保護協会、丹沢の緑を育む集い、丹沢大山自然再生委員会
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 山根
こちらの植樹報告もご覧ください

 自然教室「新緑の低山歩き 基本マスター編」
写真 日時/平成24年5月26日(土)
場所/鳥居原ふれあいの館〜南山(568.5m)〜県立あいかわ公園
主催/(公財)神奈川県公園協会 宮ヶ瀬ビジターセンター
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 2012丹沢クリーンハイク・水質調査
日時/平成24年5月19・20日(土・日)
場所/丹沢山地
主催/神奈川県勤労者山岳連盟
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。

 第3回環境登山
日時/平成24年5月13日(日)
場所/丹沢二ノ塔
主催/神奈川県山岳連盟
支援/丹沢の緑を育む集い実行委員会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はちらをご覧下さい。
環境登山

 2012春 丹沢フォーラム「西丹沢の渓畔林を訪ねる」
 西丹沢で渓畔林(渓流沿いに繁茂する森林)の持つ機能や役割について学び、渓畔林整備の現場を訪ねる「丹沢フォーラム」を、平成24年4月22日(日)に開きました。
丹沢自然保護協会主催。
丹沢の緑を育む集い実行委員会、丹沢大山自然再生委員会共催。

少し肌寒い気候と小雨のなか、約40人の参加者は、講師の丹沢自然保護協会 中村道也理事長と県自然環境保全センター研究連携課の田村淳さん、県有林経営課の野口光昭さん、鈴木哲平さんの説明に熱心に聴き入りながら、山北町の中川温泉のさらに奥にある、白石沢沿いを歩きました。子どもたちからご年配の方々まで、多様な世代にご参加いただきました。
丹沢フォーラム
講師の田村さんによる渓畔林の説明
丹沢フォーラム
渓畔林の整備事業により設置されている植生保護柵
 最初にガイダンスがあり、その後、渓畔林とはそもそも何なのかや、渓畔林の整備事業について、現場を前にして分かりやすい説明があり、水の浄化作用や、洪水による被害の軽減など、渓畔林がとても大きな役割と機能を持っていることおよび、シカの採食による林床植生の衰退が、渓畔林にも影響を与えていること等が分かりました。
丹沢フォーラム
渓流沿いに繁茂する渓畔林
丹沢フォーラム
事業により設置された植生保護柵内部 (柵内はシカの影響が無いので下草が保護されている)
 参加者は、春の丹沢を楽しみながら、各ポイントで講師の話を聞いたり、移動中はスタッフに素朴な疑問を尋ねたり、丹沢の抱える現状や問題、再生の取り組みに関心を高めていました。最後に質問タイムと中村理事長からまとめの話がありました。
丹沢フォーラム
講師を先頭に丹沢の山道を歩く
丹沢フォーラム
講師の説明に熱心に耳を傾ける参加者
 今回の「丹沢フォーラム」では、様々な世代の方に参加していただきましたが、どの参加者も丹沢を大切に思ってくださる方ばかりでとても感動しました。今後とも、丹沢の豊かな自然を守るため、引き続き皆様のご協力をお願いします。
最後に、参加者の皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 山根

 神の川流域山開き・清掃活動
日時/平成24年4月14、15日(土、日)
場所/津久井町青根神の川林道
桜が満開の中、北丹沢神の川流域の山開きが行われた
北丹沢神の川流域の山開きが平成24年4月14日(土)・15日(日)に延べ50名の出席により折花神社にて行われました。
北丹沢神の川流域の山開き実行委員会の手で4月14日(土)に前夜祭が行われ、参加者の皆様で、夜遅くまで「山の話」で盛り上がりました。
山開きは相模原市関係者を中心に神奈川県より山男達が集まり、折花神社にて神事が執り行われました。
神事には神奈川県山岳連盟・大曾根弘会長、地元相模原市青根地域振興協議会・関戸基法会長、相模原市青根支所・杉本支所長等の方々が出席されました。
神事終了後、神の川街道の清掃活動、神の川林道の清掃、広河原のシカ柵等の下調査が20名以上で行われました。
残念ながら、この冬の豪雪の影響でシカ柵の一部が倒木により破壊され、植樹された樹木が食べられていました。対策を検討し、我々の活動が無駄にならない様、今年の秋に行われる植林活動に反映させていきます。
清掃活動により集められた廃棄物は、ビン・缶等10袋になり、重量で50Kgの量になりました。山にゴミをすてる不心得者がいなくなる日が来ることを祈ってやみません。

主催/北丹沢山岳センター・神の川ヒュッテ・神の川ヒュッテ友の会
後援/丹沢大山自然再生委員会
【情報提供】北丹沢山岳センター 杉本様

 国道20号線クリーン活動
日時/平成24年4月1日(日)
場所/吉野花だまり周辺国道20号線
主催/北丹沢山岳センター・藤野町山岳協会・藤野山岳会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。
クリーン活動

上記は再生委員会や委員の団体の活動の一部を紹介しております。
これらの他にもさまざまな活動が実施されています。リンクをご活用ください。



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